2008年03月07日

港北南部コミュニティバス運動の現状と今後の活動計画

経過は・・・ 
 コミバス市民の会では港北南部地区にコミュニティバスを走らせようと運動して来ました。 すでに3回の試運行を実施し、0612月には港北公会堂で「コミュニティバスの実現をめざす区民の集い」を開催して、計画の構想や路線案の発表を行い、推進協議会設立への目標を提案しました。以後、07年2月には第1回の推進協議会準備会を立ち上げ2ヶ月に1回の会合を開き、11月には第5回準備会を開催するなど協議会を正式に立ち上げるための活動を続けて来ました。 
 一方で横浜市は、地域の公共交通を協議する「地域公共交通会議」を設置し、地域が主体となって小型バスなどを走らせようとする取り組みを支援する「横浜市地域交通サポート事業」を開始し、10月には第1回地域公共交通会議を開き、青葉区奈良北地区など3地区が登録し、支援についての審議が始っています。私たちもこのサポート事業に登録をすることを視野に様々に模索して活動して来ました。

他にもグループが・・・ 
 そこに菊名・篠原地区を中心にして私たちと同じようにコミュニティバスを走らせようとしている住民グループ(地域交通対策研究会=現・菊名・篠原地区シャトルバス実行委員会)があることが分かり、お互いに連携し活動していくことの必要性を感じて、そのための調整会議を設けることで合意しました。市のサポート事業では同じ地区からはひとつの団体しか認められないという要件もあり、青木篠原地区連合自治会長と金子菊名地区連合町内会長に調整役をお願いし、横浜市のサポート事業の担当である道路局の額田課長と村上係長にオブザーバーとして同席して頂き、3回の調整会議=地域交通サポート委員会を開いてお互いの計画や考え方について話し合いをしました。 

平行線で合意せず・・・ 
 しかし、なかなか話し合いは一致しませんでした。私たちは小型バスを使用して、いわゆる広域の大回り路線(新横浜駅・菊名駅・大倉山駅循環)を走ることで、南部地区の主要な拠点を巡り、地域内の移動の利便性を高め、コミュニティの活性化にも寄与できることを目的として、運行収支については赤字が必至であることを予測し、サポーター制を導入することなどを提案しました。ところが、現「菊名・篠原シャトルバス実行委員会」では、あくまで菊名・篠原地区に限定し、丘陵地と新横浜駅、菊名駅、白楽駅、妙蓮寺駅を9人乗りのワゴン型バスで循環し、朝夕の通勤時間帯も運行し収支は黒字が見込めると主張し、有効な妥協案も出せずに議論は平行線のまま続きました。私たちの広域の路線が菊名・篠原地区を超えて太尾地区まで含んでいることが、市のサポート事業の要件をまだ満たしていないことも理由のひとつでした。太尾地区の会長には私たちの考えがまだよく伝わっていないことは事実ですので、地区を超えて広域で進めることの難しさを認めざるを得ません。 大変残念なことではありましたが、私たちとしては今の状況のままでは、市のサポート事業の要件を満たしていないのですから、登録への手続きについては今回は見送らざるを得ない結果に終りました。結局、最後まで調整はつかないまま、当面お互いにそれぞれ活動して行くことで、一旦は調整会議を解散しようとしましたが、その後、青木会長などとのそれぞれの話し合いの中で、私たちとしては積極的には「シャトルバス実行委員会」には関わらないけれども、それぞれ独自に活動しながらも必要に応じて、お互いの会合などに参加したりして連携していく、という私たちの考えを青木会長にはお伝えしました。

 「地域交通計画のあり方市民フォーラム」とは・・・
 「シャトルバス実行委員会」は、「横浜市の地域交通計画のあり方市民フォーラム」と題した、私たちが1昨年12月に開いた「コミュニティバスの実現をめざす区民の集い」と同じような趣旨のフォーラムを2月6日に港北公会堂で開きました。そのパネルディスカッションでは、道路局・額田課長による市のサポート事業の説明をはじめ、町田市都市計画課からは「玉ちゃんバス」の実行状況、南区役所の職員からは「シャトルバス実証運行」の状況などの報告があり、最後に、「菊名・篠原地区シャトルバス実行委員会」による運行計画の進行状況についての説明がありました。その後、横浜国立大学院の中村文彦教授による「横浜市内の交通計画のあり方」と題した中村教授の持論のバスの重要性についての講演がありました。このフォーラムについては事前に私たちに「シャトルバス実行委員会」からは全く連絡もなく、青木会長から伺って初めて知った時には正直、当惑と違和感を感じました。当日は市民の会からは私のほかに3人が参加したのですが、参加者の少なさに正直、愕然としました。一昨年の私たちの集いも80人ほどでしたので、これがPR不足のためか、関心の薄さなのか、機運の高まりの無さゆえか、現在の状況を如実に現していることを痛切に感じました。それと折角の機会なのに「シャトルバス実行委員会」の計画が具体的に説明されなかったことは残念なことです。
 私たちの今後の活動は・・・ 
 今後、私たちが活動を進めていく上で、同じ目的を共有した住民との連携が不可欠であり、無関係に進めることは不可能ですので、今後「シャトルバス実行委員会」の皆さんや住民とどう連携していくか、あるいは協力を得られるか大きな課題です。横浜市との連携や協力も進める必要があり、私たちの思いだけでコミュニティバスの事業が実現できるほど簡単なものではないことは認識していないといけないでしょう。私たち今後の活動をどう展開するかは、その後の世話人会で議論して来ましたが、基本的には今年の10月をめどに第4回の試運行を実施することを目標にしています。ルートは新横浜駅、菊名駅、大倉山駅を巡る大回りの路線を基本に今後、より検証を重ねつめていきます。

 会員制(有料)による試運行・・・ 
 今までのような無料による試運行ではなく、会員制(有料)による運行でより具体的なニーズの調査とPR効果を狙ったものと言えます。市のサポート事業に登録し、「地域公共交通会議」で承認されれば、市の支援を受け有料での実験運行が可能になりますが、今はその段階に至っていません。そのためには今までの試運行と同じように無料による運行しか出来ませんが、過去3回の試運行で、無料(=タダの場合)の乗車率は高いことが予測出来、真のニーズ調査とは言えないのではと考えます。従って試運行の趣旨に賛同する市民や団体の方を有料の会員として募り、会費=賛同金を資金とした運行を実施することで、より実態に近いニーズ調査が期待できるのではと考えます。
 より多くの市民の方々の支援・参画が必要・・・
 そのためには綿密な準備と周到な計画が必要であり、試運行とはいえ本当に実現できるか今の私たちの力では正直力不足ですので、より多くの市民の方々の支援と協力が不可欠です。まず、趣旨に賛同して頂き、会員(サポーター)になり会費を負担して頂かなければなりません。その他にも様々に支援・協力をお願いすることになります。

 試運行路線も従来の大回り路線がベストなのか検討する必要があり、どんな会員制が現実的なのかなど法的クリアのために模索・研究することも必要です。一方で市のサポート事業の登録への模索も検討しながら「シャトルバス実行委員会」との関係や地域の方々への働きかけも重要なファクターであり、私たちの「市民力」が問われていると認識しています。以下に今後の予定している活動計画を示します。皆さんのご支援と協力なしではこの試運行は実現できませんし、ましてや本運行など夢のまた夢と言ってもいいでしょう。是非、活動にご参加頂き、この地区にコミュニティバスを走らせようではありませんか。

           (コミバス市民の会共同代表:清水康二)

          

コミバス市民の会・今後の活動計画 

1月〜3月 ・10月に予定する第4回試運行(会員制・有料)に向けての準備
         運行の法的クリアのための会員制の模索・研究など
        運行事業者との交渉   サポーター会員のリストアップ 
         ニーズ調査やアンケート内容の検討
         事例視察・研究 (南区、川崎市麻生区、自由が丘など)
         ブログ開設  ニュース発行 
4月〜6月  ニーズ調査とサポーター会員獲得活動
         沿線諸施設・団体を対象としたニーズ調査、アンケート調査
         会員獲得のための要請活動
         第6回推進協議会準備会の開催 
7月    ・ 地域まちづくり集会の開催(シンポジウム形式)
        試運行に向けてのプレイベント  港北公会堂会議室
        運行構想発表  パネリスト候補  Eバス・佐久間氏 事業者 商店街       
       ・ 港北南部のまちづくりの課題についてシンポジウム 
10月  ・  第4回試運行(会員制・有料の実験運行)
        10月24(金)25(土)26(日)の3日間を予定
        いわゆる大回り路線の右回りと左回りを基本に他のルートも検討
         新横浜駅発循環 9時〜18時 2台を想定    
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2008年02月03日

1月29日に行われた世話人会について

1月29日に行われた世話人会において下記の事項が決定しました。
・10月に第4回試運行の検討 - 運行経費30万円は会員券制度(3日間1000円で乗り放題)を検討していること。
・路線見学会 江ノ電バス2路線、南区実験運行乗合タクシーの視察
・泉区eバスの調査
posted by コミバス at 14:47 | 世話人会の動き